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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100907-00000003-cnn-int" target="_blank">英大衆紙の不正アクセス再捜査の可能性、政権に影響か（CNN.co.jp）


ロンドン（CNN）　英国で大衆紙の記者が政治家や著名人の携帯電話を盗み聞きしたとされる事件をめぐり、英ロンドン警視庁は再捜査に乗り出す可能性もあると表明した。影響はキャメロン政権にまで及ぶ可能性もある。



この事件では大衆紙「ニュースオブザワールド（NOTW）」の記者と私立探偵が、王室関係者の携帯電話のボイスメールに不正アクセスした罪で2007年に実刑判決を受けた。探偵はモデルのエル・マクファーソンさんなど著名人の携帯電話に不正アクセスしたことも認めたとされる。



これについて米紙ニューヨーク・タイムズは1日付で、事件は記者や探偵の単独犯行ではなく、NOTW紙では電話の盗み聞きが日常的に行われていたと報じた。当時NOTW紙のエディターだったアンディ・コウルソン氏は現在英キャメロン首相の側近を務めている。



記者が実刑判決を受けた時点でコウルソン氏はNOTWを退社したが、盗聴については知らなかったと主張。首相府は4日、コウルソン氏の関与を改めて否定する談話を発表した。



ニューヨーク・タイムズの報道を受けてジョン・プレスコット前副首相などからは、警察に捜査を求める声が相次いだ。ロンドン警視庁幹部は「捜査再開の根拠となるような新しい証拠は出ていない」としながらも、捜査当局が知らなかった情報があったことは認めた。



NOTW紙の元記者はニューヨークタイムズに対し、当時の上司だったコウルソン氏から、記事を書くため有名人のボイスメール盗聴を「積極的に促された」と証言している。



首相府によると、コウルソン氏はこの証言をめぐり、必要があれば警察に事情を説明する意向を示しているという。



NOTW紙は4日、社内で不正行為がまかり通っていたとする報道を全面的に否定した。



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