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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00000013-fsi-bus_all" target="_blank">“牛丼激安バトル”再び勃発　松屋、「２５０円」期間限定販売（フジサンケイ　ビジネスアイ）


　９月に入っても、牛丼チェーン大手各社による「牛丼激安戦争」が続いている。業界３位「松屋」を展開する松屋フーズは６日、期間限定で「牛めし（並）」を“業界最安値”の２５０円で販売するキャンペーンを再び始めた。利用客の低価格志向が強いとされる牛丼各社の価格競争は、「２００円台後半」を主戦場に再び激しさを増しそうだ。



　松屋は６日から１６日までの期間限定で、牛めし（並）を通常価格３２０円から７０円引きの２５０円で全国展開する。今回は一時的に、業界大手３社の中で最も安い値段設定になる。



　同社は今年４月以降、牛めし（並）を２５０円で販売する期間限定の値引きを１?２カ月に１回のペースで定期的に実施している。その結果、売り上げが増える効果も出ており、８月の既存店売上高は前年同月比８％増と、５カ月連続で前年水準を上回った。



　９月以降もこの勢いを続けたい考えで、デフレで懐の寂しい「お客さまを応援したい」と再び値引きに踏み切った。



　これに対し、牛丼並盛りが３８０円と割高な業界２位「吉野家」の吉野家ホールディングス（ＨＤ）は、一部店舗で試験販売していた新メニュー「牛鍋丼」（並盛り２８０円）の全国販売を７日から始める。「２８０円の価格設定でお客さまの要請に応える」（安部修仁社長）狙い。同社の既存店売上高は、今年７月まで１７カ月連続の前年割れと低迷しており、今回の新メニューを売り上げ回復の切り札にしたい考えだ。



　一方、業界最大手「すき家」を展開するゼンショーは、牛丼並盛りを通常価格２８０円で販売。今回は「全面的な対抗値下げはしない」と静観の構えだ。（西川博明）



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