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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000005-cbn-soci" target="_blank">介護従事者らが労働問題で意見交換（医療介護ＣＢニュース）


　市民福祉情報オフィス・ハスカップは9月16日、シリーズ「どうなる介護保険？」の第4回「『介護労働』のゆくえ」を開いた。この日は、介護従事者の労働環境をテーマに意見交換が行われ、参加した介護従事者らからは、非正規雇用が多い点や賃金が低い点などを問題視する声が上がった。



　まず、ハスカップ主宰の小竹雅子氏が、介護従事者の就労形態について問題提起した。非正規社員の割合が、全産業では男性9.2%、女性23.1%(2009年時点)なのに対し、介護分野では35.8%(06年時点)と高く、中でも訪問介護は76.1%に上るとするデータなどを紹介し、「特にホームヘルパーは、非正規社員があまりに多いのではないか」と述べた。

　これを受け、登録ヘルパーとして働く藤原るか氏は、現在の常勤で働くホームヘルパーのほとんどが業務内容の多いサービス提供責任者だとして、「死ぬ思いをしないと常勤はできない」と指摘した。



　一方、民主党の石毛●子衆院議員は、介護従事者の賃金が低いとした上で、「税金を使っている介護保険の労働市場に規制がないのはおかしい」と主張し、介護報酬の中で人件費に充てる割合を定めるなどの対応が必要との考えを示した。



　労働組合の立場からは、東京介護福祉労働組合の田原聖子書記長が、「介護労働者が労働組合に入ることが批判されることもある。介護で働く人も労働者だということの周知が必要」と訴えた。



【編注】

●は金へんに英



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