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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101112-00000003-spnavi-socc" target="_blank">チリ代表のビエルサ監督、リバープレートからのオファーを拒否（スポーツナビ）


　チリ代表のマルセロ・ビエルサ監督が、リバープレートからの新監督就任オファーに断りを入れていたことが明らかになった。



　ビエルサ監督は先日、今月４日に行われたチリサッカー協会（ＡＮＦＰ）の会長選挙を前に、自身を招へいしたハロルド・マイネ・ニコルス会長が再選を果たせず、対立候補のホルヘ・セゴビア氏が当選した場合には、代表指揮官の座を退く意思を表明した。投票の結果、セゴビア氏が新会長に選任されたため、ビエルサ監督はニコルス会長が任期を満了する今年いっぱいで辞任する可能性が現実味を帯びている。



　一方、ここ数年深刻な成績不振に悩まされているリバープレートは、８日に解任したアンヘル・カッパ監督の後任が空席となっているため、ビエルサ監督の状況に目を付けたものの、計画は失敗に終わったようだ。事実、同クラブのオマール・ソラシ副会長も、アルゼンチンの専門チャンネル・ＴｙＣスポーツとのインタビューで、ビエルサ監督からオファーを断られたことを認めている。



「マルセロは、われわれのオファーに感謝しながらも、『今年いっぱいはチリ代表監督として仕事を続けるつもりなので、現時点で契約を解除するわけにはいかない』と回答した」



　アルゼンチンきっての名門のリバープレートだが、２０１０年のアペルトゥーラ（前期リーグ）では最近７試合で白星がなく、２０チーム中１１位に沈んでいる。さらに過去３年間の平均成績で競う総合順位では、２部との入れ替え戦を行わなければならない１７位に低迷しており、危機的状況に陥っている。



　なお、ビエルサ監督の招へいに失敗したリバープレートは、１６日に本拠地エル・モヌメンタルで行われるボカ・ジュニアーズとの伝統の一戦“エル・スーペル・クラシコ”では、アシスタントコーチのフアン・ホセ・ロペス氏がチームを率いる予定とのことだ。



(C)MARCA.COM



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