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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100617-00000004-fsi-bus_all" target="_blank">日航　国内と海外の旅行子会社統合　効率化し本業と相乗効果（フジサンケイ　ビジネスアイ）


　会社更生手続き中の日本航空は１７日、国内旅行子会社のＪＡＬツアーズと海外旅行子会社のジャルパックの２社を来春にも経営統合させる方針を固めた。日航は経営再建に向けて子会社の統廃合を進めており、国内と海外で分かれた旅行子会社を統合し効率化を図る。８月末に予定している更生計画に盛り込む方針だ。



　ＪＡＬツアーズは日航が８１．４％を出資。国内旅行を中心にツアー商品を販売。２００９年度の取扱高は１２２７億円で業界９位。ジャルパックは日航が７８．７％を出資し、海外パックツアーを展開している。日本で初めてパックツアーを展開したが、取扱高は６７２億円で業界２０位にとどまっている。両社が経営統合すれば単純計算で取扱高は１８９９億円となり、業界８位になる。



　日航はホテル子会社の売却を検討しているが、旅行部門については傘下に残した方が本業の航空事業の相乗効果が大きいと判断した。月内にジャルパックの大西誠社長がＪＡＬツアーズ社長を兼務し、統合の準備を進める。景気低迷で旅行会社の経営は厳しさが増しており、間接部門の統合や販売の一元化などで収益性を高める考え。



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