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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100713-00000004-cbn-soci" target="_blank">大腿骨頚部骨折などのリハでパンフ作成―作業療法士協会（医療介護CBニュース）


　日本作業療法士協会(中村春基会長)はこのほど、パンフレット「大腿骨頚部/転子部骨折の作業療法　実践の流れ」を作成し、ホームページで公開した。作業療法士(OT)を対象に、大腿骨頚部骨折などの急性期リハビリテーションから維持期まで、OTのかかわりを中心に紹介している。同協会では「リハビリテーションを行うのが理学療法士中心となっているが、OTも生活を見るという部分でかかわれる。役割をアピールできるようOTのほか、医師などにも啓発していきたい」としている。



　同協会は、大腿骨頚部骨折と大腿骨転子部骨折の患者に対してOTは、トイレでの動作や覚醒機能のリハビリの提供が可能としている。しかし、医師の間ではこのような認識が足りないため、OTへの指示がない病院もあることを問題視。リハビリに参加できるポイントを具体的に示すことにより、医師の認識を深め、OTにも参加を促す狙いだ。



　パンフレットでは、予防期、急性期、回復期、維持期で行うべき作業療法を図示。急性期と回復期については、「手術前の時期」「手術直後」「日常生活動作向上練習期」「退院準備期」に細かく分けて記載。作業療法の内容は、全87項目が「基本的確認事項」や「支援項目」などに分類されている。





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