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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100702-00000005-cbn-soci" target="_blank">アドエアの情報提供、8月からGSKに一本化（医療介護CBニュース）


　グラクソ・スミスクライン(GSK)と田辺三菱製薬は7月1日、ぜんそく・慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合剤アドエアのコ・プロモーションを7月末で終了することで合意したと発表した。8月以降はGSKが同社の全MR1800人の大半を動員し、単独で情報提供活動に当たる。



　GSKによると、コ・プロモーションは、呼吸器領域でアドエアをナンバー1商品にすることを目的として昨年4月から開始。1年余りで終了することについては、「連携により、医療機関からぜんそく・COPD治療薬のトップ製品としてアドエアを高く評価していただくことができ、当初の目的を達成したため」としている。田辺三菱製薬も、「COPDの認知度を上げ、アドエアによる治療を浸透させることに貢献できた」としている。



　医薬品市場調査会社IMSの市場統計によると、昨年度のアドエアの国内売上高(薬価ベース)は376億円と大型化しており、今年1月に同じタイプの配合剤として2番手で参入したアストラゼネカのシムビコートも、発売開始から3月末までに15億円と、順調な滑り出しを見せた。アストラゼネカは現在、アステラス製薬とMR約2650人体制でシムビコートのコ・プロモーションを行っている。アドエアのコ・プロモーションにMR1800人を動員していた田辺三菱製薬の離脱が競合に与える影響が注目される。





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