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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100826-00000009-spnavi-socc" target="_blank">Ｗ杯決勝のウェブ主審が告白「デ・ヨンクは退場処分にすべきだった」（スポーツナビ）


　７月１１日に行われたワールドカップ（Ｗ杯）・南アフリカ大会の決勝、オランダ対スペイン戦（延長の末１?０でスペインの勝利）の主審を務めたハワード・ウェブ氏はこのほど、この試合でオランダ代表ＭＦニヘル・デ・ヨンクがスペイン代表ＭＦシャビ・アロンソに飛び蹴りを食らわせた前半２５分の場面について「あそこで退場処分にするべきだった」と振り返ったが、自身の判断はやむを得ないものだったと釈明した。



「危険行為には厳重に対処するつもりだったが、同時に試合をうまく運ぶことにも神経を集中させる必要があった。今、あの１２０分を振り返ってみたとしても、違ったジャッジをすれば良かったと思うような場面はほとんどないない。前半２５分にデ・ヨンクに提示したイエローカードについては、後から振り返ればあれは明らかにレッドカードに値するプレーだった。しかし、わたしがイエローカードを提示した理由は、Ｗ杯の決勝戦だったからではなく、わたしが立っていた場所に問題があったからだ。あの場面で、デ・ヨンクの足が高く上げられていたことは分かっていたし、アロンソの反応を見て、デ・ヨンクの足が彼に接触していたことも想像できた。だが、わたしが立っていた場所からそのプレー自体を見ることはできなかったのだ。したがって、わたしは自分の目で見えた範囲内で判断することを決め、イエローカードを出すことにした」



　この試合を通じてイエローカード１４枚が提示され、退場者（オランダ代表ＤＦヨニー・ハイティンハ）も出た。にもかかわらず、ウェブ主審はオランダの悪質なプレーに対して適切な対処を取らなかったとして、試合後も厳しい批判にさらされた。だが同主審は、自身が下した判断に満足していることをあらためて強調した。



「あのような試合で主審を担当することになったのは、正直残念に思っている。試合をうまくコントロールするためには、多くのカードを提示しなくてはならなかった。だが、困難な状況下にあって、満足できる仕事ができたとも思っている」



(C)MARCA.COM



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