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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100910-00000008-cnn-int" target="_blank">過酷な砂漠で作業員の救出を待つ家族　チリ鉱山事故（CNN.co.jp）


コピアポ（CNN）　鉱山落盤事故の起きた南米チリ北部のアタカマ砂漠は、夜は凍えるほど寒く、日中は焼けるように暑い。雨はほとんど降らず、世界で最も乾燥した砂漠とも言われる。地下に閉じ込められた33人の作業員の家族たちは、こうした過酷な場所にテント村「希望」を設置し、テント暮らしをしながら彼らの帰りを待っている。



作業員救出作業においては、現場では既に2つの穴の掘削が進められており、3つめの穴を掘る作業も開始される予定だが、作業員らの救出は12月頃になると言われており、まだ先は長い。



弟の救出を待つマリア・セゴビアさんも、ここで姉妹とともにテント生活を送っている。テントの裏の岩壁には弟の写真を飾り、祈りの場としている。質素な仮住まいだが、事故直後の状況に比べればかなり改善したという。



「事故後当時はひどい状況だった。寝るのは屋外。昼間はうだるように暑く、夜は凍えるほど寒い。最悪だったのは、弟たちの無事が確認できなかったこと」とマリアさんは話す。家族が作業員らの無事を知ったのは事故発生から17日後のことだった。



ここで暮らす家族たちは日々、掘削作業の進展を見守っている。おしゃべりをしたり、地元政府が設営したカフェテリア用のテントでテレビを観たり、作業員らの名前が書かれた旗を見に行ったりすることもある。



もともとは知り合いでなかった家族たちも多いが、今では皆が互いに助け合って過ごしているという。「今では私たちは1つの家族。ともに心配し、話をし、戦っている」とマリアさんは話す。



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