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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000003-cbn-soci" target="_blank">虐待の有無、児相が病院に情報提供―東京都（医療介護ＣＢニュース）


　改正臓器移植法で、新たに15歳未満の子どもから脳死下での臓器提供が可能になったことを受け、東京都は、病院から子どもの虐待の有無について問い合わせがあった場合、情報提供を行うことを決めた。9月3日に開かれた児童相談所の所長会で合意し、同日付で都内11か所の児童相談所すべてで対応することが決定した。



　改正法では、臓器提供者が子どもの場合、脳死判定を行う前に虐待の疑いがないか確認しなければならないが、病院のみの所見や診断では確実な判断が難しく、警察や児童相談所と連携した対応の必要性が指摘されている。

　都は、7月の改正法施行を受けて対応を検討した結果、臓器提供のための虐待判定に限って、医療機関が判断に困らないよう情報提供に協力する方針を決めた。

　児童相談所では、過去5年間分の相談や一時保護などに関する履歴が保管されており、病院から照会があった場合には、記録をさかのぼって虐待の有無を回答する。問い合わせには、都内11か所の児童相談所すべてが24時間体制で対応する。



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