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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100816-00000009-cnn-int" target="_blank">動物の曲芸に愛護団体から「虐待」批判　中国（CNN.co.jp）


（CNN）　バイクに乗るクマ、炎の輪をくぐるトラ、飛び込み台からダイビングするブタ――。中国の動物園などで曲芸を披露する動物は、日常的に虐待を受けているとの報告書を、香港に拠点を置く動物愛護団体「アニマルズ・アジア」がこのほど発表した。



同団体のデービッド・ニール氏らは、中国国内のサファリパークと動物園13カ所で実態調査を実施した。同氏は、曲芸ショーは動物の屈辱的な姿をさらすばかりで、教育的な意義はないと批判。「これらの動物がどんな扱いを受けているか、中国ではまったく理解されていない」と語った。



報告書によると、トラやライオン、クマ、ゾウ、サルなどの動物は捕らわれの身で生まれ、死ぬまで残酷に扱われる。調査班が目にした訓練の場で、動物は絶え間なくたたかれていた。曲芸が終わると、動物は排泄（はいせつ）物だらけのおりに入れられ、水も食物も極度に不足した劣悪な状態に置かれるという。



ニール氏によれば、こうした動物虐待は世界各地で起きている。だが中国では特に、動物を保護する法律がないため、同団体は国内の学者らと協力して法律制定への運動を進めているという。



ニール氏は一方で、中国政府の姿勢に前向きの変化がみられると指摘する。7月末の政府報告によると、国家林業局は最近、曲芸ショーの運営業者などに対し、営利を優先するあまり動物の虐待や死を招いているとの警告を発したという。







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