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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100817-00000009-cbn-soci" target="_blank">アステラス、国内ベンチャーとインフルワクチン開発で基本合意（医療介護CBニュース）


　アステラス製薬は8月17日、UMNファーマ(秋田市)が開発中の細胞培養インフルエンザワクチンUMN-0501と同0502の日本での共同開発と独占的販売に関する基本合意書を締結したと発表した。正式なライセンス契約を9月ごろに締結する予定で、両社では2製品共に2015年3月までに発売したいとしている。



　UMN-0501は、H5N1鳥インフルエンザの予防用ワクチンで、昆虫細胞(ヨトウガ由来)を用いた細胞培養で製造する。従来のふ化鶏卵を使用した製造法では、完成までに6か月ほどかかるのに対し、6-8週間で済み、アステラス製薬では「迅速かつ安全に製造できる点で優れている」としている。国内で実施されたフェーズ1/2試験とフェーズ2試験では、ヒトでの免疫原性(抗体をつくらせる性質)と安全性を確認しており、現在、フェーズ3試験を準備中という。



　UMN-0502は、0501と同じ細胞培養法で製造する季節性インフルエンザの予防用ワクチン。現在、国内フェーズ1/2試験を準備中。



　UMNファーマは、アンメットメディカルニーズ(いまだ満たされていない医療ニーズ)を満たす薬剤を開発する創薬ベンチャーとして、04年に設立。開発パイプラインには、インフルエンザワクチンや筋ジストロフィー治療薬などがある。







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