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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100907-00000010-cbn-soci" target="_blank">「がんと生きる物語」を絵画・写真で募集－日本イーライリリー（医療介護ＣＢニュース）


　日本イーライリリーは、がん患者やその家族、支援者を対象にした絵画・写真とエッセーコンテスト「第1回リリー・オンコロジー・オン・キャンバス『がんと生きる、わたしの物語』」を実施する。同社では、がんとの闘病は一人ひとり状況が異なり、さまざまな不安を伴うことから、自身の体験を表現し、また他のがん経験者の体験を知ることで、闘病の励みにしてもらいたいとしている。



　9月7日に東京都内で開催された同社の記者発表会で、広報大使を務めるジャズ・トランペット奏者の日野皓正氏は、弟をがんで失った経験を振り返り、「絵を描いたり写真を撮ったりすることで、自分がポジティブになれる。これが必要だ」と、コンテストの意義を強調した。

　写真家で、乳がんサバイバー(経験者)の荒多恵子氏は、「がん患者は我慢強く、心を開くことは多くないが、創作活動はその心を開放し、楽にしてくれる。コンテストの存在を広く知ってもらいたい」と述べた。



　応募資格は、日本国内在住の20歳以上の人で、医療機関でがんと診断された人(がん腫は問わない)およびその家族、友人。募集部門は油彩、水彩、アクリル画、イラスト、CGなど「絵画部門」と「写真部門」。「がんと共に生きること」について自身の経験や考え、作品で表現している内容についての説明を添えて作品と共に送る。

　10月1日から受け付けを開始し、締め切りは来年1月31日必着。賞はグランプリ(各部門1人計2人)と特別賞(各部門2人計4人)の2つで、それぞれ活動支援金として20万円、10万円が贈られる。受賞発表は、来年3月下旬を予定している。



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